六本木でダブルヘッダー@新国立美術館

今日も半日勤務でしたので、近くの展覧会へ。
ルーブルマグリット
混んでいるのを覚悟で行ったら、意外とすんなり入れました。

ルーブルは、フェルメール天文学者がおめあて。
数年前に地理学者を観たからこっちも見なきゃ〜!

わー!
ちっちゃいな、けっこう。
似てる。地理学者に。同じ人に見える。やっぱりキモノみたいな服ですね。

見た絵は人物画が多かったです。
「絵」をみるというか、描かれている風俗や表情を観察してきました。
どの時代も、人々は必死で生きてるなあと思います。
ストリートチルドレンが服のノミを取ってたり。
大道芸で歯を抜いちゃう!?
抜こうとしている人は嬉しそう(?にやにや。)だけど、抜かれそうな人は目を剥いて見てる。
おばさんのカゴから鳥を盗もうとするやつ、オジイの財布を狙う奴。

徴税人の仕事を見る目、両替屋の夫の仕事を見る妻、何を考えてるんだろう。

猟犬を従えてる画家の服は、私から見れば、それ動きにくくない!?って聞きたくなるような、ひらひら付きシャツ、犬ももちろんゴージャスなの。
絵を注文する人は、お金もち………

ティッツィアーノの絵はきれい……肌がツヤツヤです。

ミレーの、箕をふるう男、ふるわれた身が飛んでる様子がリアルに感じます。

一通り見て、マグリット展へ。

好みはこちらです。
見ていると、こころの奥がざわざわする。なにか、わいてくる。なんだろう。
ちいさいころ、百科事典で「大家族」を見てすきだとおもった。「白紙委任状」も。すきにやらせる、という意味らしいですだまし絵みたいです。

光の帝国も大好き。夜の灯りが印象的。

http://magritte2015.jp/smartphone/highlight_works10.html


恋人たちの絵で、顔に布がかかっているのはなんとなく意味がわかるかなと思います。

マグリットの絵は、言葉ではなく、イメージですきだなあと思います。なにが、っていうのではなく。

ハシゴで疲れたけど楽しかった!
そんなに混んでなかったです。

いつの時代もモダンな意匠。@根津美術館

お仕事帰りに、国宝紅白梅図屏風を見に行ってきました。
都会の真ん中に、緑いっぱいのおしゃれな建物。
敷地に入ると、空気が変わる感じ。

荷物を預けてまっしぐらに目玉に向かいます。
東博だったら逆廻りが早いくらいだけど、ここは一発目に目玉。
燕子花と紅白梅図が並んでいます。

ぜいたく〜!!

燕子花は圧巻です。デザインも、色も。
よくこんなに同じように描き同じように色をのせられるのか。ムラがない。

紅白梅図は、カッコイイ!!

http://www.moaart.or.jp/collection/japanese-paintings54/

梅の幹は苔がついてるみたいにも見えるし、まさに梅の肌。枝は紅梅は上にシューっと伸びてるけど、白梅はうねってて動きが違う。
真ん中の川が渋い。
いぶし銀な色。流れてるところは元は銀色だったけど時間を経て茶っぽいらしいです。
銀だったらさらにかっこいいだろうなあ。

シブくてゴージャス。

いいもの見た。

他のもどれも素敵なんですが、今回は紅白梅図に惚れ惚れです。
呉服屋の御曹司、センスいいなあ。
育った環境はあるんでしょうね。
いいものに囲まれて、受けいれるこころがあったのでしょう。
それにしても、この発想はすごい。
会ってみたい。
話してみたい。

若い頃は、侘び寂びのシブーいのが好きでl琳派みたいな金色は好きじゃなかったのに、トシとって自分がしなびてきたせいか、日本画のシブいゴージャスが好きになってきました。
まだ枯れたくないんでしょうか。枯れるには早いか。

いいものを愛でるこころ、お裾分けをいただいたのでした。

燕子花は盛りが過ぎていましたが、きれいなお庭でした。

春の女神に会うはずが


4月になってしばらくしてから、春の女神に会いに行きました。
夫が大好きなギフチョウです。
私は疲れてて、ほとんど寝てました。
女神にも会えず。夫はたくさんの女神様に会えたみたいです。

午前中いっぱい車で寝て、昼頃温泉でひとっぷろ浴びてはあああ極楽。
マッサージしてもらって、肩こり腰凝りほぐしほぐして毒素排出!
サウナなんて何年ブリかしら!?
なんか気持ちもスッキリしました。

お腹も空っぽになったので、寺泊のお魚をいただきます。
タイの炙り丼です。


風味が!味が!うまい!!
夫はいくら丼をモリモリほおばってました。
ぺろっといただき、デザート代わりに串焼きたちを♪
イカトンビって、固いものと思っていたらなんと柔らかい!!
イイダコもツブ貝も柔らかい。
いままで食べてたのはなに!?


解体したばかりのマグロを2サク買い、一つはお土産にしましょう。

帰りつつ弥彦神社にお参りしました。
正月でもないのに、参拝に並びました。
だいじな神様なんですね、地元の方には。



ここでもギフチョウがひらひら飛んでて、やっと女神様に会えtr面目がたちました。

帰りに弥彦ジェラートうをいただきます。
ここは名産の枝豆味でしょう!!

まめだ豆!!えだまめ!!
アイスなのに、豆の味が濃い!!
なんでもここの豆は高級料亭におろされて地元の方にも滅多に食べられないんだそうで、その豆を使ってつくってます。塩かけたらまた美味しいだろうなあ。

1日の旅でしたが、とっても充実感ありでした。

マイナスイオンを求めて

朝、よく寝て目が覚め、あーいい感じ。
お腹が空いたので、ご飯に行きました。
昨夜あんなに食べたのに、しっかり空腹なのはどうしてでしょう。
家じゃ大してお腹空かないのに・・・
温泉で代謝アップの証でしょうか。
とにかくご飯。
バイキングでひたすら野菜をいただきました。
サラダ、煮物、和え物、おひたし。
炭水化物は控えめに。だって、絶対アイスとか食べるもんね。
恥ずかしいくらい食べて、庭をお散歩。

山桜やシャクナゲが綺麗でした。
眺めもよくて爽やかな陽気です。
工事中なのが惜しかった・・



夫は蝶が欲しかったのですが、季節が早く進んでいて残念ながら収穫なし。
まあいいじゃないか。
秋保大滝までドライブし、トライしたけどやっぱりいなかった。まただね。

お不動様をお参りし、滝を見に坂を歩きます。
夫、すぐ息が上がってはあはあ文句ばっかり。もう、いつも座ってばっかだから!!ちょっとは歩きなよ!明日から職場でエレベーターでなくて階段ね!!
口うるさい妻になり、励ます。励ましです。いぢめてません。

上からも迫力ですが、下から見ると大迫力!
水しぶきがたくさん飛んできて、マイナスイオン満ち溢れ状態です。
滝行はムリだ、この力強い滝では。ドドドド!!!
水は透明で飲めそうです。



涼しい。空気が鼻に爽やか。
登るとまた汗するから、しっかり涼んでからね。

お不動様の階段下展望場所の茶店で、抹茶クリームとずんだ餅をいただきます。
抹茶は本当の抹茶にアイスクリーム。ずんだ餅は、これ米をついた餅。米粉で作ったやつじゃなくどっしりとした餅です。アンもたっぷりでうまい!!マメだ豆。枝豆。けっこうお腹にしっかりきます。これは満足です。おすすめ♪

お不動様は渋いお堂です。

コマさんたちは愛嬌があってカワイイ♪
受け入れられてる感じ。なんか嬉しい。
[

おみくじは大吉!
やったー「パッと明るく目先が開けてこれから先の見通しがつく時です。思い残しがないように存分に活躍しましょう」ですって!!
よーし、がんばるか。

やる時はやる、休む時遊ぶ時はあせらずゆったり楽しく。メリハリつけていくのがいいですね。

その後、山菜を買ったり春の恵みをゲット。
急にあったかくなって、山菜も育って、おじさん忙しい上に虫がたくさんで、刺されちゃったよと。わー、そんな大事な山菜、美味しくいただきますね。
たらの芽コシアブラとコゴミを購入です。

植物園はシャクナゲが盛りです。ピンク色がたっぷり、女子力アップ!
ここでも名取川の滝が見られます。
すだれ滝。
細いスジが何本もすだれみたいに。

みぞれ滝。大根おろしみたいに白くしゅわしゅわというか、まあみぞれみたいな感じです。

春の空気は嬉しいけれど、花粉も力がありました。
くしゃみがひどくなったの、秋保神社に移動です。

ここ、勝負事の神様。
スケートのゆづるくんやバレーボールの監督もお参りに来られる由緒正しい神様です。
わしらは特に勝負事はないけど、まあ、試練に勝つ!!!ってことで、弱っちい自分との戦いに勝つでいいかな。

さあ、もう帰る時間が近くなってきました。
作並温泉でひとっぷろ浴びて帰りましょう。

立ち寄り湯に2つ続けて振られ、やっと入れたお風呂、ゆっくりできました。
露天風呂にドリームストーンっていうのがあって、1トンの石の玉を、噴水で水圧で浮かせて回転させてます。どんな力よ!?
それを眺めつつ、ぼうっと寝湯で15分。ほかほかです。
スッキリ綺麗になって、帰路につきます。

最後の最後でまた牛タン。
駅の牛タンストリートで上等牛タン、どこも行列してて待ち時間が長くお腹もぺこぺこで、焦りましたが、ギリギリセーフで食べました。

ずんだ茶寮のシェイクもいただきました。枝豆の味がしっかりしてて美味しいです。

はやぶさって速い!!仙台大宮間、一時間ちょっとです。
仙台駅から2時間半くらいでおうちに着きました。
充実した週末、神さま仏さまありがとうございます。
でした。

るーぷる乗って杜の都を一巡り

夫は朝からおしごと。
私はゆっくり起きてゆっくりご飯を食べ、仙台街巡りです。

まず、仙台四郎さんの三瀧山不動尊へ。
四郎さんの行く店はどこも商売繁盛、実在した福の神さんです。
あやかれますように、お参りいたしました。

駅から、市営のるーぷるに乗ってポイントを巡ります。
1日乗車券を購入し、まずは晩翠草堂へ。

春高楼の花の宴と歌った荒城の月の作詞者です。
学者肌の学生の面倒見も良い先生だったそうです。
私財を投じて学校を作ったり、大人物です。
実際に使われていたベッドやお布団が保存されていました。

お庭も素敵です。市が管理しているのでこのままずっと残っていくでしょう。この一角だけ別世界で、なんだか気持ちが落ち着く場所です。

次は瑞鳳殿
伊達政宗公霊屋です。バスを降りてからえっちらおっちら坂を登ります。木立が爽やかなのが救い。

2001年に改修がおこなわれて、柱の獅子や屋根の龍瓦が復元されて当時の姿に戻ったそうです。極彩色で、まさに極楽です。

獅子かわいい。
あうん。
鳥もあうん。

朝ごはんをたっぷりいただいたので、お昼はなし、バス停近くでずんだアイスを!手作りのお店です。
雪見大福のずんだがけみたいで美味しい♪

一応青葉城跡も。
前にも来たので、軽く政宗公の銅像にご挨拶。
団体さんがいっぱいだったので、早々に退散しました。
眺めhとってもよくて、おちつたいい街だなあと思います。

そして、国宝大崎八幡宮へ。
ここは若き日の左甚五郎が社殿の造営をしたんだそうです。
一番古い石の間造りって言ったかな、で国宝。

豪華絢爛で渋い。
豊臣の職人が関わっているから、本殿の屋根に菊と桐の御紋があります。ボランティアの方々が丁寧に説明してくださって、とってもわかりやすかったです。

八幡宮」の扁額は、鎌倉のと同じ字体ですって。八がね、鳥型。ハト。でも、鳩サブレは売ってないよ。ってるーぷるの運転手さんが!!
るーぷるの運転手さんの観光案内は結構笑えます。

このあたりで夫、仕事を終えてクルマを借り、ワシと合流、一路秋保温泉に向かいます。
お宿は緑水亭、篝火の湯。豪華です。贅沢です。
露天風呂に篝火がたかれ、幽玄n雰囲気。お湯は茶色で、源泉です。
気持ちいい。
ご飯も美味しいこと!!
お昼はアイスとヨーグルトドリンク、おにぎり小いっこで歩き回ったので、ぐうぐうぐうぐうお腹が鳴って、もりもりいただきました。







牛タン、仙台牛のしゃぶしゃぶ、ウンウンウンウン。
もう言葉ない。ウンウンで伝わる。
にんにくの芽の天ぷらも、美味しか言えない。
何年かぶりの豪華旅館のご飯、幸せです。

マッサージしてもらって、ゆっくり湯に浸かって、部屋にあったパズルして、ぼやーっとして、いつも何かに追い立てられているような気持ちが、「あーいいんだ、ぼやーっとしても。焦らなくていいんだ。」になりました。

豪華でなくてもいいから、ゆっくりする時間も取ろう。