るーぷる乗って杜の都を一巡り

夫は朝からおしごと。
私はゆっくり起きてゆっくりご飯を食べ、仙台街巡りです。

まず、仙台四郎さんの三瀧山不動尊へ。
四郎さんの行く店はどこも商売繁盛、実在した福の神さんです。
あやかれますように、お参りいたしました。

駅から、市営のるーぷるに乗ってポイントを巡ります。
1日乗車券を購入し、まずは晩翠草堂へ。

春高楼の花の宴と歌った荒城の月の作詞者です。
学者肌の学生の面倒見も良い先生だったそうです。
私財を投じて学校を作ったり、大人物です。
実際に使われていたベッドやお布団が保存されていました。

お庭も素敵です。市が管理しているのでこのままずっと残っていくでしょう。この一角だけ別世界で、なんだか気持ちが落ち着く場所です。

次は瑞鳳殿
伊達政宗公霊屋です。バスを降りてからえっちらおっちら坂を登ります。木立が爽やかなのが救い。

2001年に改修がおこなわれて、柱の獅子や屋根の龍瓦が復元されて当時の姿に戻ったそうです。極彩色で、まさに極楽です。

獅子かわいい。
あうん。
鳥もあうん。

朝ごはんをたっぷりいただいたので、お昼はなし、バス停近くでずんだアイスを!手作りのお店です。
雪見大福のずんだがけみたいで美味しい♪

一応青葉城跡も。
前にも来たので、軽く政宗公の銅像にご挨拶。
団体さんがいっぱいだったので、早々に退散しました。
眺めhとってもよくて、おちつたいい街だなあと思います。

そして、国宝大崎八幡宮へ。
ここは若き日の左甚五郎が社殿の造営をしたんだそうです。
一番古い石の間造りって言ったかな、で国宝。

豪華絢爛で渋い。
豊臣の職人が関わっているから、本殿の屋根に菊と桐の御紋があります。ボランティアの方々が丁寧に説明してくださって、とってもわかりやすかったです。

八幡宮」の扁額は、鎌倉のと同じ字体ですって。八がね、鳥型。ハト。でも、鳩サブレは売ってないよ。ってるーぷるの運転手さんが!!
るーぷるの運転手さんの観光案内は結構笑えます。

このあたりで夫、仕事を終えてクルマを借り、ワシと合流、一路秋保温泉に向かいます。
お宿は緑水亭、篝火の湯。豪華です。贅沢です。
露天風呂に篝火がたかれ、幽玄n雰囲気。お湯は茶色で、源泉です。
気持ちいい。
ご飯も美味しいこと!!
お昼はアイスとヨーグルトドリンク、おにぎり小いっこで歩き回ったので、ぐうぐうぐうぐうお腹が鳴って、もりもりいただきました。







牛タン、仙台牛のしゃぶしゃぶ、ウンウンウンウン。
もう言葉ない。ウンウンで伝わる。
にんにくの芽の天ぷらも、美味しか言えない。
何年かぶりの豪華旅館のご飯、幸せです。

マッサージしてもらって、ゆっくり湯に浸かって、部屋にあったパズルして、ぼやーっとして、いつも何かに追い立てられているような気持ちが、「あーいいんだ、ぼやーっとしても。焦らなくていいんだ。」になりました。

豪華でなくてもいいから、ゆっくりする時間も取ろう。