お出かけ代わりに脳内トリップ オルセー展と妖怪展

夫も夏休みなので2人で美術館巡りをしました。
ハシゴしやすい太田記念美術館新国立美術館です。
毛色の違う絵を見るのもオツなもんです。

まず 妖怪展。今回は2期、幽霊特集です。化け物もみたかったんだけどな・・・

いきなり北斎の小岩さんお菊が登場です。超有名。
個人的には国芳月岡芳年の絵が好きだったです。
芳年は線が今風というか洒落てる感じで波の描き方も西洋っぽくて素敵でした。

全体的に単色よりは色がついてる方が好みです。
お化けが入れ替わる場面は紙をめくれるようになってる作品もあり、楽しむ工夫も見られて興味深かったです。

外国の方もけっこう見にいらしてました。

ちょっとお茶してふた駅移動し、駅直結の新国立へ。
オルセー展です。
印象派は心がざわざわする系でなくほっこりする系の、安心して見られる「好き」です。

いきなりマネの笛吹いてる少年が出てきます。
いきなり目玉!?

意外だなと進んで行くと、さらっとミレーの「晩鐘」が。
これって、目玉級だよね・・・。
大好きで、子供の頃、じいっと見入っていたことを思い出します。
懐かしいような、切ないような。

人物はさっと見て、やっぱり風景画がいいです。
モネ、シスレー
船着場や洪水で冠水してるとこの絵、綺麗です。
セザンヌの橋の絵、ステキ。普段はあんまり好んで見なんけど、これは好き。
でも一押しはモネの「カササギ」かな。
光と雪がとっても綺麗。
クリアフォルダ買っちゃった。夫も好きみたいです。

モリゾのゆりかごも目玉級だし、最後の海に脱出して漕ぎ出してく絵も波の様子とかよかった。

うん、見応えあり、気持ちが明るくなりました。
いい夏の脳内旅行って感じです。