初!観光バスで島めぐり。

K子さんに、今日は風が強いから海へは出ない方がいいよ、と言われ、2人で観光バスに乗りました!
石垣島へは何回か行ったけど、観光バスは初めて!!ガイドさんの話も面白いよ〜と。
うちの旦那はカーナビなくてもぶりぶり運転できるほど道知ってるし、大抵蝶追っかけて山の中だしね…


K子さんはバスが好きで、誰か来ると年中乗ってるみたい。ガイドのおじさんに、先月も乗らなかった?と聞かれてもう顔見知りレベル。

夏は3人しか乗ってなかったさ〜、でしたが、今回は結構お客さんいましたよ。午後の飛行機に合わせて、半日観光の方もいました。

まずは唐人墓。

その昔、アメリカの奴隷貿易船で売られると知った中国人が暴動を起こし、その後石垣島近くで座礁した時に中国人が島に上陸、事情を知らない島の役人がフサキ付近に収容した。
のちに貿易船から報告を受けたイギリス船が、収容所を砲撃し、中国人を処刑・捕縛した。それを逃れた中国人は琉球政府に保護されたが、収容所は環境が悪く、命を落としたものも多かった。それを慰霊したのが唐人墓。
だそうです。


華やかな色、数年前に塗り直したそうです。
ここのコマさん、ふたりとも口開けてるんです。
ひとりは左手で子供あやし。ひとりは玉かな?

そばの製糖所の、生黒糖が柔らかくて美味しかった。


次はカビラです。
わー、8年ぶり?川平湾!
キレーイ!!

ちょっと雲出てましたが、切れ間の時に見ると本当きれい。
グラスボートで海のカラフルな魚見とれました。

魚もゴハンのあるとこに群れてます。
シャコガイが、ボートが通る刺激でかパタパタと口を開け閉めして、おおー生きてる!!と歓声が上がってました。
ルリスズメダイとかツノダシとかクマノミとか、可愛いのがいっぱい。
大きいブダイがいれば、うまいだろうな、なんておしゃべりが弾みます。
観光バスで行くとボートは割引ですよ。


次には米原のヤエヤマヤシを。
これ、樹齢が200年からするらしい。根っこに細いのがたくさん出てると古い木ですって。
実は、直接幹になるんです。面白いですね。

ここのパパやのジュース、美味しいらいいです。


これからずっと東側に向かって走ります。
途中、野底岳が見えます。
野底マーペーの悲しいお話があります。
ここではもちろん、つぃんだら節を。
ガイドさんの三線、味があるんです。
聞きながら、あーやっぱりこの歌好きだわ……としみじみ思いました。
昨年、発表会の時に合奏したんです。一ヶ月で必死に練習して覚えました。
綺麗で切ない歌です。

この前に繁昌節を歌ってくれたり、歌を勉強している身には、島の人の根付いた歌が聞けてありがたいです。
自分、やっぱり好きだわ。あー歌いたい。と思ったのです。

お昼は定食。
石垣牛のハンバーグ。
今回、八重山そば石垣牛も、パパイヤ料理も食べてない……
ここで初めて石垣牛
うれしい。でも焼肉かステーキは食べたかった!!
お椀にはそば。

玉取崎展望台では、薄曇りだった空が見事に晴れ渡りました!!
キレーイ……

パイパティローマ伝説、ニライカナイ、海の向こうには楽園がある、と信じてしまう、そんな景色です。

具志堅用高さんのおうちも教えてくれます。
4時間半の島めぐり、なかなか楽しいですよ。ガイドさんのおしゃべり、いけます。