美術館がいっぱいin諏訪湖畔


諏訪湖のまわりには美術館がたくさんあります。
その中で、興味深いとこを三つ!いってきました。

まずは、北澤美術館
ガレやドームのガラス作品が展示されてます。
入ってすぐに有名なひとよたけ。結構大きいの。

これは一晩で変化するものらしく、三つのキノコはその成長を表しているのだそうです。

ガレって当時の技術革新をいくつもした人なんですね。
何層にも重ねたガラスを削って下の色を見せるとか、模様を貼り付けていくとか。
表現では生命力を生々しくあらわすとか。葉脈のはずなのに、私には血管に見えちゃうほど力強いのです。


他にはナスやお花たちをモチーフにした作品も多く、好みのものもありました。虫は…うーん、ちょっと……



お隣のサンリツ服部美術館では、徳川家の至宝です。

お茶の道具が展示されてます。
天目茶碗がステキ。
夫も同様に感じたらしく、一言、

いいなあ、天目茶碗。一個欲しい。

ハイハイそうね、でもね、欲しくってもそうそう手に入らんよ……

「冬枯れ」素敵です。渋い。茶杓はいまいち良さがわからん…香合や茶入くらい形があると多少はわかりやすいんだけれど。それでもまだ好き嫌いの見方しかできません。おいおい。

いいものたくさん見て眼を肥やしたい。

三つ目はイルフ童画館です。
絵本は大好き!
武井武雄作品をたくさん見ました。
刊本たちが魅力的で、ラムラムの本は欲しくなっちゃったです。

センダックの追悼展もやってて、その丁寧な絵に感動!
絵本は子供が初めてであう芸術作品です、というマーシャ・ブラウンの言葉通り、名作は誠実に丁寧に作られています。
飽きないんだわ、見てて。
http://www.ilf.jp/sendak.html


どこもそんなに大きくないのに、見応えたっぷり、楽しめました。