都会の真ん中も昔は海に近かったようです。@真成院

雨でしたが、四谷の真成院にお参りに行きました。お寺の前はなかなか急な坂になっています。この辺りにはお寺が多いです。寛永年間に外濠構築のために、半蔵門麹町近辺のお寺の引っ越し先になったとか。

まず受付にお伺いして観音堂の場所を教えてもらいます。
建物の一番上にありました。
見ると、靴が一足。
先にお参りされてるのか……中で待ちましょう、と入ったら、熱心に読経されています。いろんな種類のお経を唱えてらっしゃいました。時間もあったので、終わるまで後ろに控えてちゃっかりお経を聞かせていただきました。ご利益を分けていただいたようで嬉しいです。

私はお経はできないので、ご真言とお願いごとをしっかり唱えてきました!

室内は電気がついてなかったので、ちょっと暗くてお顔はよく見えませんでしたが、お体はスレンダーな綺麗な線でした。
横の壁には雲中供養菩薩さまがいたようです。
ここの十一面観音様は別名潮干観音といい、昔はこの辺りは海岸で、潮の満ち引きで観音様の台座が濡れた、と記録があるのだそうです。


下におりて今度はお薬師様のお部屋にうかがいます。
先ほどの方がまたお参り中なのでまたまた待ちます。(ご住職も静かにお仕事されてます。)
あまり近くには寄れないので遠目でのお参りでした。小柄な像です。
パンフレットには癌の駆け込み寺とあり、難病平癒の祈願寺ですって。
もうしつこいくらいに大勢の病気平癒祈願をしました。お薬師様のご真言もバッチリです。

お外の稲荷さま。お仕事繁盛よろしくです♪

一病息災、持病があっても元気で働いて笑って暮らせますように。
おんころころせんだりまとうぎそわか。