つに完結、荒呼吸。
あーあるある私も!へーそうなんだ…と思いつつ、まさに酌み交わしてる感じ。
詩のところ読んで松様の作品に流れる空気はこういうとこから湧いてきてるんかなあと感じましたわ。
しかし一つにことをこんなに深く見て考えて表現するって、作家さんは本当にすごい。
絵を描くということは、ものを見て認識して確認して検証するの繰り返し、と言っているかたもいます。その通りだと思う。
ということは私は何も見ていないのか。
歌や楽器なら、どこがどうできてなくて、そのためにどういう練習が必要で、って考えられるけど(その先の表現力はまた別。創作とかは無理。)…
実際、いろいろ雑な人間だとは思うが……見方がわかってないのかな。観察もしていない。脳の、見て認識する部分を使ってないんだなあ。表だけで薄っぺらい。知識がなければ見られない、でも、それだけでなくて認識・検証の部分がないんだな〜。そしてそれを丁寧に出さない。納得いくまで何度も何度もやり直さない。それが身につけば、試行錯誤したり先生にヒントもらったりしながらやっていけるんだろうと思う。その辺は絵を描く人に教えていただくのが1番なんだろう。
ただ、線を引こうとすると頭が空っぽになるのは、これは何かブレーキをかけるものが脳の中にあるんじゃないかと思う。ああ、退行催眠療法やってみたい…
ただ漫画を読んだだけなのに、わいてくるものが次々と。
ぼんやりと考えた夏の夜。
- 作者: 松本英子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/23
- メディア: コミック
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