イメージと心理療法のお勉強をしました。


昨日今日と大学の授業で、描画法の勉強をしたのです。
バウムテスト、風景構成法、MSSM(Mutual Scribble Story Making)法など。
絵は苦手で幼稚園児より下手なのだけれど、気楽にやってみました。学生はみんな口を揃えて、絵は下手で……と最初はおそるおそる。そのうち大笑いしながらおしゃべりするようになりんした。

私の結果といえば…大部分は昔やったバウムテストとあんまり変わってない……その中でも細かい部分には多少の違いが出てるみたいです。牛よりゆっくり変化してるのかしら。以前より絵を描くことに抵抗はなくなりました。何も浮かばないのは相変わらず、何とかイメージしようとしても発想が貧困で、幼稚な表現です。描くことが怖くなくなっただけヨシ。
お話も何とか作れて、ああ、そんなにはダメじゃないんだな〜私も、などと安心していました。勉強しにきてるんだかセラピー受けにきてるんだかf^_^;)
今回は、分析の仕方にはあまり触れなかったので、次はそれに関する授業があったら取りたいです。もっと知りたい……

心にしこりがあると、エネルギーが減ったり抑制がかかったりして苦しくなるけれど、こういう方法で自分を表現することがまず癒しになるんですね。意識したくないことも、隠しきれないというか出てしまう。それを見てまた何かを感じて…と。整理して行くんんでしょうか、心の中を。先生が紹介された事例で相談者の作品がどんどん変わっていき、それにつれて症状がおさまっていくのを聞いてるとそんな感じでした。

自分や相手を知るいい方法なんだなあ、と思うのです。
色んな絵がかかれていました。一枚たりとも同じものはない。投影で同じようなモチーフはあっても、それぞれの絵、作品です。

ただやっぱり、やることがわかっていると、求められる方向に行動を持っていこうとする意識が働いたり、相手を誘導しようとしちゃいそうで、それに負けない強さは持たないとうまくいかないように思いました。

それから色があるとどうしても固定観念が先にきてしまいがちなので、もっと自由に発想できたらいいと思うのです。それも訓練なのでしょうね。実際、とらわれないように工夫してやった学生もいました。

まだ理解が初歩の初歩ですから表現がうまくないです、思い出したらまた書いておこうと思います。


これMSSM法の一コマで私が描いた怪獣。矢印の部分の線が誘発線です。ギザギザ部分がキバっていうのが1番に浮かびました。下手だ……(泣)この回でできたお話は子供向け絵本みたいでした。どうしてもパターンが決まっちゃうんです……
そのうち大人の話を作ってやるぞー!(o^^o)

一度卒業したとはいえ、前は単位取るので精一杯だったし、細かいことは忘れちゃったから、ゆっくり考えながら勉強したいです。