ボストン美術館の日本美術展


今日は風が強かったけれど、せっかく出たので上野へ。
年度始めなのと天候でか、がらっがらで静かに見られました。日本語以外の言葉がたくさん聞こえてきましたの。


お目当ては快慶作の弥勒菩薩立像、若冲蕭白……


最初の肖像画はさくっと見て仏画へ進みます。よく見たいけど作品を保護するためか照明が暗いのです。傷みもあるので大事にしないといけないのですね…でも暗かった(T_T)
馬頭観音様、ご本人はあらあらしくても衣や光背が優雅というかやわらかい感じですてきでし。大威徳明王さまのドクロがね、ドクロベエみたいで笑ってしまったです。イヤほんとに。

弥勒菩薩さま、きれいです。金ぴか。お背中がまたすべらかな肌。目が玉眼なので生きてるみたい、じっと見つめられてるみたいで、思わず拝んで話しかけちゃったです。

吉備大臣入唐絵巻。意地悪された真備、阿倍仲麻呂の鬼に助けられて超能力で難題をこなします。
座ったまま空飛んだり!カンニングしたり!お腹に飲み込んだ碁石を守るのに下剤飲まされてもこらえたり!月と太陽を隠したり!
スーパーマンです(^○^)

だんだん時間がなくなってきた…

若冲、やっぱり好きです。細かくてリアルな描写。墨の線の力強さ。私にはこんなに思いきった迷いのない堂々とした線はかけないなぁ。すごい。

蕭白雲龍、龍の目がどこを見てるのか不気味なようなかわいいような…私にはユーモラスにみえちゃうんだけれど。一日でかきあげたなんてパワフルです〜。

この絵はまだ謎が多いらしく、2頭目の龍がいたかもしれないそうです。いつの日か発見されたらますます迫力でしょうな。

図録買えなかったから雑誌で復習!