京都大阪江戸みんな違ってみんないい(み鈴風に)@三都画家くらべin府中

江戸時代の三都の絵の違い、風土ならではの造形感覚や趣向に注目して楽しみましょうという企画です。
私が見てわかるのかな〜と思いましたが、ぼんやりとくらいは感じました。
京都の絵は華やか!な感じ、大阪のはデザイン化されてる感じ、江戸の絵はさっぱりしてる感じ。細かくみればそうでないのかもしれないです。

笑の点でみてみれば、大阪のはギャグみたいな「笑い」、江戸のは国芳みたいなユーモアの笑いに感じました。
大阪の地獄絵図では歌舞伎役者が地獄で大根食べさせられてるんです!巾着切りなんて、体の一部を切られてる……どこかといえば殿方が恐れおののく袋の場所です。江戸では、国芳画の、金魚を擬人化したりして遊ぶ絵が多かったです
これは大阪の閻魔さん。いい顔じゃん!笑

でも、そんな企画の意図をくまなくても面白い!

北斎の宝珠をつくうさぎ、可愛くないっていうか、怖いくらい。目が赤いからか…でも気になる。

動物たちも可愛いのです〜。
森狙仙の猿、毛並みが良くてもふもふ感大!座り方とか表情とか仕草にくすぐられちゃうです。

トラたちはみんな微妙に間が抜けてる風に見えちゃって……本物を見たことないから、どうしても想像の部分が出てて、そこがギャップに見えるんね、と思いました。愛嬌たっぷり。ネコっぽいし。
応挙のワンコも抱きしめてモフりたい!

いろんなことを思った一時間でした。

周りのソメイヨシノはまだでしたが、ヒガンザクラは満開でした。
春だなあ。