桜と観音さま@浄心寺、定泉寺


年に一度の会社の健康診断が終了。
体脂肪率が恐ろしいことになっていて…ひぃぃぃ……

だからというわけではないですが、雨のお散歩と観音さま参りです。
春日から坂を登って東大前へ。
途中で学生時代に住んでいたマンションのそばを通ると、昔は実験動物関係の会社が隣にあって動物の臭いが強烈で窓開けられなかったよ、などと話しながら本郷通りをゆきます。と、大きな何か。
布袋さん!手に持ってるのは何?宝珠?ぱっと見は柚子に見えるんですが。

お庭に無縁の諸精霊を祀ってあったり、動物供養の塔があったりします。大学でヒトの命のために実験に協力してくれた動物たち。あちらで幸せでありますように。
こちらは二代将軍秀忠の頃に開山、八百屋お七の家事で焼けてしまったものを再建されたのだそうです。

境内には桜がたくさん植わってます。まだ早かったですが、梅が綺麗に咲いてました。御朱印にも子育て櫻観音とあります。素敵です〜。

本堂で合掌。御本尊の阿弥陀如来さまは男性的な四角いお顔に見えます。大きくてピカピカ。十一面観音さまはちょっと見えにくかったですが、写真では極彩色の衣をまとってゴージャスです。色がはっきりしていると、髪の毛が肩にかかっているのがよく見えます。


左の方には大きな木魚!!
たけるのか!?
これは先代のごに住職がおーっきなものが好きで作られたと。実際はバチを持つのに男性が三人がかりで大変なので叩かないのだそうです。オブジェです(^○^)
TVにもよく出るんですって。


まっすぐ本駒込方面に歩くと定泉寺があります。
こちらは静かな雰囲気。さりげなく、でも丁寧にお庭のお手入れがなされてます。
こちらは太田道灌の本郷の矢場跡に開山、明暦の大火(振袖火事)のあと移ってきたそうです。

本堂で観音さまをよく拝見しました。二の腕とかお腹にとても親近感を覚えたのです。ふっふっふ。柔らかいお顔でした。

いい感じに腹ごなしにもなり、その後は豊洲へ。またまた猫さんたちを愛でてきました。にこやかな表情のニャンコたちをみると、江戸の頃も庶民は笑って暮らしてたのかな〜などと思いました。絵になっているのは裕福な姿で苦しい人々は出てきてないのかもしれないけれど、暗いばっかりではなかったのでしょうね。楽しかった、Rちゃん付き合ってくれてありがとね。