あこがれの人

なんだか眠れない。そんなときには漫画が一番。
私の寝床の脇には、古書展出品リスト、室生犀星詩集、ピアフの書簡集、東京人、別冊太陽の高村光太郎特集のバックナンバー、うちのはなちゃん、ステキな東京魔窟、等がなんの脈絡もなく積んである。

中でも100回以上読み返したのはウチのハナちゃん。次が東京魔窟

昨年から。急に松本英子さんの作品にはまっている。(他にも好きな猫作家さんははずさないし、迷わず買うのだが。)
この方、丸顔の額に松、と書かれた自画像でそれだけでも印象に残るが、中身と来たら、漫画でもエッセイでもすばらしい読み物。私のハートを最初はひっそり、すでにがっちり掴んで離さない。

出会いは散歩の達人か、猫びより
あ、この人のまんがの空気が好き。あの○に松。と思うくらいだった。
しかし、今では猫びよりは全巻揃え、散達は欠かさず読み、近所の本屋になければ行く先々でモーニング2を探すほどのファンである。

フクロウにえさをやっている姿を見ては、荒呼吸(モーニング2でビータンにご飯をやっている図を思い出し、
古書展と見れば東京古書会館での競りのレポートを思い出す。府中の古地図、立川のウドも。

思えばミクシイはすぐ飽きちゃって、自分が日記を付けるようになるとは考えてもいなかった。
その私が、はてなで書いているのは、おそろいにしたかったから。
あこがれの相手と同一化したい、という願望のあらわれである。
ブログも拝見している。コメントにお返事を下さっている。ああ、感激。


そして、葛飾への仕事帰りに鈴屋に行こうとして、ついつい見覚えのある飲み屋の看板に惹かれ、道路を渡ってしまい、<きよし>だ<喜楽>だと喜び。40分さまよったのだ。
そう、下町ロールも買いました。うまかった。

でも、目黒の寄生虫博物館には行けない。フタゴムシがキュートでも

ウチのハナちゃん

ウチのハナちゃん

ステキな東京魔窟―プロジェクト松

ステキな東京魔窟―プロジェクト松