何十年かぶりのお習字


薬師寺でお習字の一日教室がありました。
昔から字が下手なのが気になっていて(理由の一つは丁寧に書かないから…)、特に毛筆の字は子どもっぽくて恥ずかしかったので、ドキドキしながら参加しました。

お手本は開経偈です。なぞるのではない、見ながら練習です。
大丈夫かな………
先生はとても親切で、私の下手な字を見ても「とても丁寧に書いてあっていいですね。」と褒めてくださいました。それから本当の基本の縦線横線のひきかたを指導してくださいました。すぐに上手にはなりませんが、お写経している時に気をつけて癖つけるようにしていけば上達するでしょう……そう信じたい…f^_^;)自信はなくとも…

練習だけでなく、今日は硯の勉強をしました。骨董品の硯も拝見したのです。細工が品が良くて目の保養です。
手にも保養、上等な硯は手触りが気持ちいいのです。
すべすべ、ツルツル。
そのすべらかさにも様々な感触があって、あっさりしたのやねっとり手に吸いついてくるようなの、好みの感触を求めて何度も触ってしまいました♩

お道具の選び方も教えてくださって、とても内容が濃かったです。しばらくは買えないけど。
大阪人の先生、お話も面白かったです。
二時間の予定が三時間になってしまうくらいでした。
先生ありがとうございます。

写経用紙に書いて、それはお寺に奉納、皆でお参りして散会。

常連さんがほとんどでした。
私もそのうち常連かなー?

花まつりの今日、通り道の桜がとても綺麗でした。