40年ぶりにようこそ。@ゴヤ展



着衣のマハを見に、上野に行ってきました。
お仕事帰りの夕方だったせいかそんなに混んでなかったです。


マハは前半の方にありました。
オシャレな服を着た美人(#^.^#)です。
ゆったり座っているのだけれど、どうしても右足が気になる……姿勢を真似しように思っても、膝の向きを合わせると足元はねじれてくれない……何かの意図なんですかね?


上手いなぁ。
リアルでゴージャスな肖像画
数年前のプラド美術館展でお会いしたカルロス4世やアブランテス公爵夫人、まるで生きてるようです。王子、カワイイ〜♪( ´▽`)

大きな油絵の他は版画や素描帖の小さい絵が多く、ぎりぎりまで近づいて見られました。
それにしても、暗い………
題材がほんとに暗い。
「ロス・カプリーチョス」の夢みたいな絵、戦争の絵。モノクロームの版画だから見られるけど、油絵で肖像画の感じで描かれていたら、怖くってないちゃいそう。(←ぶりっこ)

闘牛のシーンだって悲惨な場面が多く描かれてます。串刺しですよ!
すごくうまくて引き込まれちゃうんだけど、見たあとにルンルンでスペイン行きたぁい〜とは思えないのです。
油絵の、魔女の飛翔だってどっちかっていえば不気味だし。
魔物はかえってお茶目に見えました。怖くない。

誰もが持ってる人間の裏の美しくない面をいっぱい見ました。暴力、残虐性、強欲さ、怠惰。
自分の嫌なところも想起しそうで、ちょっと不安にもなり……


ロバは私のことかもしれません。

怖いもの見たさか、別の機会にもまた見ちゃうのでしょう。

あっ、洗礼者ヨハネはすごくピチピチした男子でイイです。無原罪のお宿りもキレイ。
怖い絵ばっかりじゃなかったかぁ。

試験間近で焦ってるのに、頭痛で勉強しんどいから半分逃避……