ちょっと早いけど、お仕事納め。

今年も無事にパートを終えました。去年より元気に働けました。数年前に病気してからもうほとんど全快になったです。無理してぶり返さないことだけきをつけて、また来年も充実させましょう。


そして、プチ贅沢で精養軒でご飯、それからネイル。まだパーティーはあるんです。ふふっふふ。お爪の手入れすると気持ちが浮き立つます。

夜は日経セミナー。
女性と仏教の講演と、奈良の楽しみ方というタイトルでトークセッションです。

日本の仏教はまず女性から始まった。と。

善信尼、光明皇后持統天皇から中将姫の話など。仏教に関わりの深い女性を取り上げてました。
印象に残ったのは、興福寺の西金堂の八部衆光明皇后の母上の冥福を祈るために作られた。だから阿修羅様の表情はかなしい気持ちが表されている。五部浄像、ここからは先生の説ですが、母がなくなる四年前に子供を亡くしているから、亡き我が子を想う気持ちが込められているんじゃないかとお話されていました。

次に八部衆に会う時はきっとこの話思い出すな〜。


道成寺縁起」に出てくる、蛇になりながら僧を追いかける女の言葉。
化け物になっちゃう自分のことをわかっている、どうにもならない、でも、観音様助けて!っていってるそうな。切ないなあ。


かと思うと、変成男子説が言われていた時代でも女性たちは割と平気で、「栄花物語」では、仏様とかみて、みんなで綺麗だったわね〜とおしゃべりしながら食っちゃね食っちゃねしてた、なんて描写もあるようで。男になろうが女のままでだろうが、成仏できればよいくらいの感覚なのかなあ……こないだの大学の授業では日本の仏教の中ではとっても男尊女卑・差別がありました、ときいて憤慨したんだけど。実際苦しいとそんなこと!って思っちゃうのかしら?

たいへん面白かったです。しかも無料、なんて素敵!!ありがとう、日経新聞


この日見つけた大黒様。拝みましょう!

ご利益ありますように!(欲深いな〜(^◇^;))