笠森稲荷神社&戸越八幡神社@戸越

通勤の帰り道、すぐ近くの笠森稲荷に寄り道。
住宅地の中に赤い幟が賑やかにたっています。

笠森稲荷という名はいろんな所にあります。
関東生まれとしては笠森お仙が浮かびます・・・俗物です、自分。こちらにゆかりの笠森稲荷は谷中にあるのでまた今度。

大阪の笠森神社は瘡(かさ)を治す霊験があると信仰を集めていたようで(瘡守、笠森、かさもり、という音つながりみたい・・)、江戸の笠森稲荷はこちらから小石川、その後谷中に勧請されたとか。商人の集まる大阪から全国に広がったのでしょうか。(調べろよ・・・)

瘡は辞書によると皮膚にできるできもの・疱瘡のこと、とありましたが、梅毒といってるところもあるようです。どっちも江戸の頃には重大な病気でしたな。梅毒は川柳になってるし。疱瘡は見目定め、はしかは命定め、だったか?痕が残っちゃうから。先日読んだ小説では、疱瘡が治ると魔除けの人として大切にされたとあった・・伝染病というより疫病神にとりつかれた感覚で、厄除けに信心深くお参りしたんだなあ・・と。

境内にはおきつね様が何体か。お顔がみーんなちがいます♪

こちらは迫力のあるお顔。入り口だから?悪鬼を撃退!?

こちらはほんわかした表情。ほ♪ほ?

仲良くお座りになってます。


疱瘡はなくなったけど、健康第一と商売繁盛をお祈りしたです。ふふふ。


駅までの道すがら、戸越八幡様にもお参り。
戸越八幡神社、こちらも誉田別命応神天皇)をお祀りした由緒正しいお社です。村の清水水源地でご神体が出現したのが見つかってそこに京都の石清水八幡宮から分霊を勧請してお祀りしたと。

社殿は安政2年(1855年たぶん)からこちらに建ってるそうです。絵馬と彫刻も見所。

戸越の由来。

社務所は閉まってた、残念。
コマ犬さんたちも文化財
ワシの腕じゃうまく撮れませんでした・・・くすん


神社と猫、よく似合います。

そ、そんなかっこで逃げなくたって・・・(泣)!!

蚊がすごかったなーーーーかいい・・・・・