泣く気満々


今日は水曜日、レディースデイなので、<HACHI〜約束の犬>を観に行った。

最初っからタオルを握りしめて。


パーカーとハチの日々は楽しくてユーモアもあり幸せだなあと思う。
奥さんはやはりアメリカの方だからか、はっきりした人。
パーカーがなくなった後のハチの周りの人々は、すごくいい人ばかりで悪口を言う人なんか一人もいない。
どうあっても駅に行きたいハチに、娘が、バイ、ハチ。といって見送るところはぐっと来た。
孫ができると知ったパーカーがハチの傍からすっと立ち去ってしまうところはせつなかった。
駅で食べ物をもらって10年も優しく見守ってもらった。
パーカーの孫のヒーローは、ハチだ。
ハチの瞳には誰も勝てない。ハチ、大好きだよ。それでいいの。
ただ、そういうハチと関わる人間達がなんだかドライ、までいかなくとも関係が薄いような気がする。


私は個人的には仲代版ハチ公物語の方が好きだ。
多分、飢えたハチを見せたら愛護団体から抗議もくるだろう。
子供達にはこういう描き方の方が見せやすいだろう。
(だから吹き替え版が多いのか?)



ハチはやむを得ずぼろぼろになってしまう。
それを見守るひと達も葛藤しながらハチを見ていたとおもう。


日本とアメリカの違い?
監督の<ショコラ>とか好きなんだけど・・


ハチはただひたすら教授に会いたかった。
それだけは、どちらの国でも変わりない。

結局、泣いちゃったし。


何度も見直したらどうなるかなあ。