松山日記その3
＜三日目（6/7）＞
レンタカーを借りて香川へうどんを食べに行く。
四国に行ったことのない夫は、松山・高松間の距離を読み違えていたようだ。
「30分くらいで行けるんだと思ってたんだよう〜！」
実際はひた走って2時間。
高速を降りてから地図とにらめっこしながら探す。
まずは
田村
続々と人が入っていく割に並んでいない。
うどん小を頼む。おじさんがどんぶりに入れてくれるのを、もう一度暖めて熱い出しをかけ、あげを載せる。
つるつるっと！ぴかぴか麺が歯ごたえ良く。お出汁は塩味濃いめ。
次、山越うどんに行くが行列がものすごいのでやめる。
2件目は宮武うどん店。
ここも混んではいるが、席があるので注文して待つ。あつあつ（熱い麺に熱いだし。）に名物げそ天とコンブ天。コの天ぷらって初めて。
今回は忘れずに写真を撮る。うどんはさっきよりねじれ？たかんじ。お出汁は丁度良い。げそは美味しい！衣がちょっと大きかった。
三軒目はなかむら
行列だったが短かったのと、外でも食べられるからすすみが早い。
かまたまを注文。釜揚げは5・6分待ってね、といわれ、どんぶりにタマゴを割り入れて待つ。おばさんが釜からすぐうどんを入れてくれる。出汁醤油とネギを入れていただきます！お出汁やお醤油は外にもあるので、少なめにかけておいた方が味が調整しやすい。欲張るとしょっぱいです。
美味しかった！
お腹一杯になったので、腹ごなしに金比羅さんに登ろうと夫が言い出した。車を降りてみると山の中腹に屋根が見える。
！！？あそこまで登るの！？僕、イヤだっ！！
言い出しっぺは自分でしょう。ヒヒヒ
文句を言いつつ、休みつつ、途中のおみやげ屋さん街ではビールに気を取られつつ、何とか本宮までたどり着いた。
二人とも汗みどろ。（今日は汗はかかないはずだったのに。）
それでも登れば気持ちが良くて、みんなの体が良くなりますようにとか、お金が元で苦しみませんようにとか強欲にお願いし、風景を楽しみ、おみくじを引き、御朱印を頂いて下る。
途中の書院で絵画展をやっていたので拝見する。応挙は貸し出し中でなかったけれど、入り口付近にあった絵2点、同じ作者なのに画風が違って迫力もあって良かった。名前は残念ながら忘れてしまった。裏のお庭は風が通って気持ちよかった。
参道まで降りて、今度は讃岐地ビールだ！
工場は高松の郊外にいるらしいけれど、ブルワリーパブがないので、生は限られたところでしか飲めない。もちろん飲みました。
ケルシュ、ハーフ＆ハーフ、スタウト。
これも個性を出しつつさっぱり。おかみさんにお話を伺いつつ飲む。
「うどん巡りをするならかけよ！天ぷらは最後にもう少し食べたいなって時に最後に初めて食べるのよ。」御意。
しょう油豆もサービスにごちそうして頂いた。美味しかったです。ありがとうございます。
夫には瓶で買いました。いつもありがとね、夫。
さて、天ぷらが効いてて結局うどんはもう食べられないし、お寺さんに行く。
75番霊場 善通寺
ここは弘法大師誕生の大きいお寺さんだった。ゆっくりお参りして、限定の霊場茶を買って飲む。御利益がありますように。
次に76番金倉寺。
駐車場が見つけられなくて、交代で車番をしながらお参り。お砂踏みをしようと思ったのだけれど、時間がぎりぎりで夫と交代。彼は残念ながら目の前でお堂が閉まってしまい、お参りできなかった。ごめん！
この二つのお寺、約4.5キロ離れている。歩いていたら一時間はかかる。車だとすっと行けてしまってなんだか少し申し訳ない気もする。
一路、松山へ。途中、星乃岡温泉に寄る。
単純アルカリ泉、疲労回復に効果あり。ここも常連さんが多く、マイ桶もちの方がたくさん。今日は金比羅さんしか歩いてないのに、脚はむくみでぱんぱんだ。脚を主にジェットバスで刺激して、温めたり冷やしたり、血行促進。
夕ご飯は、宇和島風鯛飯のKAMADO DINING えん家
まずは塾撰の生をぐぐっと。それからお刺身、マグロの竜田揚げ、鯛飯。ここのはタマゴと出汁醤油を合わせたたれの中に、鯛のお刺身を漬けて1分ほど置き、ご飯に載せて頂く。タマゴの甘みとお刺身の旨味、とてもおいしかった。全体としては洋風のメニューが多かったように思う。
飲みながら、道後の鯛飯は炊き込みご飯だったよ、渋谷の宇和島ではお出汁をかけて食べたよね〜などなど話していたら、ふんふんと聞いていた夫が急に、
あっ！あ〜あった、あれかあ、そういえば幕の内に入っていたよ、炊き込みご飯！それだったのか！
という。
いやー、そういえばなんか書いた紙が載ってたんだけどさ、腹減ってたから見なかったよ。
昨日もお土産を見ながら、タルトが入ってた！というし、
坊っちゃん団子？へえ・・・あっ！入ってたわ団子！何で幕の内に団子？と思ってたんだよ！そうかそうか。やっとわかったよ。
お団子美味しかった？と聞いたら、
わかんない。俺、一口で喰っちゃったから。
三玉一気食いですか・・・
夫、ビール抜きだと何にも覚えてこないね・・・
