松山日記その2(6/6)


目覚めたら10時過ぎだった。
慌てて支度をして、道後温泉行きの路面電車に乗った。

レトロな感じでステキ。
車内で一日パスを買って、そのまま降りた。

まず、本館を見に行こう!と地図を見ていたら、観光タクシーのおっちゃんに声をかけられた。早口で説明をしていたけど、いらんのです。といったらあっさり引いてくれた。よかった。

で、本館の周りをぐるぐる回って、玉の石にもお参りした。体の具合の悪いところ、ちょっとでも良くなりますように。
湯神社に登ってお参り。その後、空の散歩道というのがあったのでいってみると、本館全景がよく見える。そういえば12時に振鷺閣で太鼓を叩くんだっけと思い出し、待ってみた。来た来た。オレンジ色の服を着た女性がどんどんと時を告げる。写真もいっぱい撮った。ぼけまくりだったけれど。この場所へは、太鼓の係の人しか上れないそうです。


お腹がすいたので、本館向かいのおいでん家へ。三津の朝市ごちそう御膳を頂く。お・い・・しい!シラスが大きい。サバの酢締め。はも・・・こっちの鯛飯は宇和島の違って炊き込みなんですって!もー、ビール飲みたい!と心底思ったけれど、これから歩くし、とこらえる。
                           


51番霊場石手寺に向かう。1.5キロ。ちょっと不安で道を聞いたらすぐだった。でも、何故かお寺の脇からのアプローチ。
国宝・重文を堪能。鐘も突かせて頂いた。お砂撫でもしてきた。

裏のありがたい洞窟?も入ってきた。暗くてドキドキしながら。洞窟を抜けてお寺の裏側に出たら、左手に門が。近づくと閻魔大王が門の上におわした。くぐってみると幾つか像があって、さらに奥へいくと、また建物があって、右側にお釈迦様が苦行している様子の像、左側には猫のエサ皿と食事中のしろくろにゃんこがいた。
正面には、巨大狛犬が宝珠を背負った形の建物があり、真ん中の階段を上ると・・・

ずらっとみっちり仏様。
皆様こちらを向いていらっしゃる。

わたし・・・?
私を見てる・・・・・・・?

その雰囲気に圧倒されてしまって、皆様に手を合わせて急いで出てきてしまった。
帰りの洞窟はちっとも怖くなかった。


いさにわ神社
宝厳寺によって、本館前で、お土産を冷やかしてお風呂にはいるか、子規記念館に行こうか迷っていたら、おばーばから電話。猫の話をする。ちょっと時間的に厳しくなったので、お土産でも見てにきたつの路でもいくか、と歩いていたら夫から電話。もう道後温泉に来ているという。
予定より大分早いな。
稲荷様もいったけれど、中は観られませんでした。

夫と落ち合ってから、まず椿の湯へ。

この日も汗だくになっていたので、とてもさっぱり。この辺のお湯はさらっとしたとろみ?できつくない。地元の方がたくさんいらした。
あまり長湯すると夫に悪いので、早めに出たつもりだったのに、いつまでたっても夫が来ない。
 
お庭の写真を撮ったりアクエリアスを一本のみ干したりしながら待ったが、一向に出てこないので探してみたら、もうすでにローソンでビールを買って飲んでいた。我慢できなかったようだ。ビールを買ったらくじに当たったとかで、がりがりくんを私にくれた。湯上がりのアイス、おいしい!

そしてついに道後温泉本館へ! 

霊の湯二階コースにした。個室はいっぱいだったみたい。
わくわくしてきょろきょろしていたら職員の方がどんどん誘導してくれる。
二階はそんなに混んでいなく、霊の湯は一時貸し切り状態だった。一時間以内だから、もたもたせずに神の湯にも行ってみた。着替えは霊の湯におきっぱなしで。神の湯はやはり混雑していた。一応ぐるっと入ってみて、すぐ霊の湯に戻ってまたつかる。いいお湯だ・・・・・
二階の席はすだれ際でいい風がふいていて涼しい。人も多くなくて、広々している。きっと観光シーズンはすごい人出なんだろうと思う。
   
館内もしっかり見学した。迷路のように感じて、一人じゃうろうろしちゃうなあと、この二日間の自分を振り返って思った。
御成門の中側には猫さんがいた。一般人は通れないけれど、猫さんは通行自由らしい。(笑)


そ・し・て!
道後地ビール
まず坊っちゃん。(ケルシュ
猫の写真を撮りに行っている間に夫が注文しておいてくれた。グラス。一気に飲み干してしまう。すぐさま二杯目のケルシュ。いつもならひととおり飲んでから好みのものに行くのだけれど、このときは3種類飲み干す自信があった。
二杯目は普通に飲んだ。
マドンナ(アルト)、漱石(スタウト)と進んだが、最近の地ビールはさっぱりしたのが多い様に感じる。お風呂上がりにはこのくらいがぐっと飲めていいのだろう。道後フィズはあんまり好きな味ではなかった。